よく英語の聞き取りの上達法や仕組みなどの説明の際に出てくる言葉です。
いわゆる『インターチェンジ効果』というのをご存知でしょうか?
高速道路に入った瞬間は周りの車が早く感じてしまいますが、やがて、その早さに慣れてくると、だんだんその速度が普通に感じてきます。そして、そのままずっと運転して、インターチェンジにになって、一般道に出たら、普通に運転していても自分の周りの風景や他の車がとても遅く感じたり見えたりしてしまいます。そして、自分はスピードを落としているつもりでも、実際のスピードがほとんど落ちてなくて、カーブを曲がりきれない速度のまま事故につながったりするケースもあります。これは、高速道路でのスピードに慣れてしまった脳がまだ、そのままそのスピードのレベルの脳の機能を保っているために起きてしまいます。
そして、英語の聞き取りの速聴もこれと同じ原理です。日本語でも、英語でも速く聞くことに慣れて、それを繰り返していくと、聴覚神経がそれに追いつくために発達を始めるといわれています。これが『ウェルニッケ中枢』の部分の発達につながるということです。また、この『ウェルニッケ中枢』が速さに慣れようとして発達するとき、自然な形で集中力が上昇します。
さらに、大脳が『ウェルニッケ中枢』で受け取った英語を処理するために集中するため、大脳全体が活性化して、脳が冴えるというプラスの副次的効果ももたらします。
ただし、どんなにスピードに慣れたとしても、全く知らない単語を理解することはできません。そのためこの練習のペースをつかんだら、同時に英会話の家庭教師やプライベートレッスンなどを使いながら、自分の必要なテーマを見つけ、それにそったボキャブラリーや言い回し、表現方法をしっかりとマスターしていく必要があります。
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